大学の授業で雪かきの話をしたところ、
3年のチャーミングな女子学生がこんな報告をしてくれた。
「私のところでは、雪の翌朝、
近所のおじさんやおばさん達が総出で、
ワイワイ言いながら雪かきしてましたよ」と。
共同体の「強度」を窺わせる光景だろう。
やっぱり、雪が降ると「共同体」が見える(!)。
さらに、ワイワイ言いながら雪かきをしている、
彼女の「近所のおじさんやおばさん達」は、
少なくともその場面では、孤立した無責任な大衆ではなく、
紛れもなく共同体を支える庶民として振る舞っている、
と言うべきだろう。
BLOGブログ
前の記事へ雪が降ると「共同体」が見える?
景気と幸福、亡き父の思い出(1)次の記事へ